量産ゴム製品「工業用ゴム」

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職人・技能スタッフ紹介

私は高石工業に入社して12年間本社のロール班に在籍しています。入社当時は、ゴムの事はもちろんの事、一般的な社会人としての常識を全く身につけていませんでした。
そんな私を職人として、そして社会人として一人前に育て上げてくれた人が、当時の班長でした。

ロール一筋40年というその人には色々なことを教えていただきました。特に指導を受けたのは、ロール作業時の安全面とゴム材料の品質についてです。
安全面では、絶対に手をロールに巻き込まれてはいけないと言う事と、もしロール作業中に自分自身で危険を感じたら、すぐに安全装置でロールを止めるようにと教えていただきました。

現在では、センサー式の安全装置の機械を入れてもらい、ロール作業中に機械が危険を察知したら、自動的にロールが停止しますので、以前よりも安全面が改善されました。

品質についてよく言われてきた事は、高いレベルでの安定したゴム製品をお客様に出せるように努力しなさいと言う事でした。
試行錯誤の末、現在では作業標準書を改善して以前よりも品質の安定したゴム材料を練れるようになりました。

これからも当時の班長の言葉を忘れずに、安全面とゴムの品質についてより一層考えていき、お客様が満足していただけるゴム材料を作れるように日々努力していきたいです。

加納 伸二

私はこの高石工業に勤めて4年になります。
現在の仕事は製造現場全体を管理して、問題点を改善していき生産効率を上げることです。

入社して始めて配属されたのは成形でした。最初は教えてもらった作業をなんの疑問も持たずに作業するのみでした。
何ヶ月かして作業していると、いつもと同じ作業方法で仕事をしていても不良品が立て続けに出る事があり、自分なりに色々な作業方法を考えるようになりました。時には先輩方にアドバイスをいただいたりしました。

入社してから一年が過ぎ、成形以外の作業にも配属していただき、今まで自分が何気なくしていた作業の一つ一つの意味が少しずつですが、理解してきました。
不良品の対策にしても成形だけでは気づかなかった事もわかるようになり、色々とこう改善していけばよいのではという感覚がわくようになりました。

自分の仕事ができれば良いだけではなく、自分の前後の作業工程の人のことも少しずつではありますが、考えることができるようになりました。
よく先輩の方から前後の工程の事を考えて仕事をしていくようにと言われていました。その時は、あまり意識はしていなかったのですが、最近になって僕も後輩を指導する事が多くなり、先輩の言われていた事がわかるようになってきました。

ゴムという材料は、非常に難しく、理解していくのは時間がかかりますが、少しずつ勉強していきたいです。

藤田 健史

技術部の西山と申します。量産面の仕事では「お客様に対しての品質保証」がキーワードになります。主な仕事内容を簡単に紹介します。

1.材料受入検査
材料受入時、外観検査して「入荷日・数量・ロットNo.」を記録し、品質検査は材料メーカーからの「試験成績書」で行います。発注材料が間違いなく入荷されたかを調べます。

2.配合
ゴムコンパウンドを混練りするのに必要な薬品を電子天秤で計量します。電子天秤はあらかじめ校正しており、使用前に日常点検を行います。

3.練りゴム中間検査

  1. 加硫試験:ゴムコンパウンドがきちんと混練されたかを確かめるため、キュラストメーターで加硫曲線を調べます。
  2. 物理試験:ゴムコンパウンドの物性を定期的に確かめるため、引張試験で調べています。

4.分出ゴム硬さ試験
各コンパウンドの分出ゴムが規定の硬さに入っているかを調べます。

5.製品寸法検査
Oリングの内径など製品寸法を測定し、寸法公差内に入っているかを調べます。

このように、検査に最も重点を置き、指定納期までに確実に製品を納入することが「お客様に対しての品質保証」になります。

普段している仕事でも改善すべき点がないか、工夫すれば時間が速くなる、効率が上がるといった発想転換が必要です。
最も大切なことはポジティブに考えることであり、明るく前向きに取り組むことが自分自身の成長につながると思います。

営業部の箱崎と申します。
入社以来営業一筋28年間勤めております。

普段は、量産品を納めているお客様のフォローをしております。ご注文を受け付けて納品の手配をし、お客様の納期を守ることを第一にしております。また、新しい製品のお見積りや製品に関する資料作りなども重要な仕事です。お客様と製造現場を繋いで潤滑に仕事が進められるよう心がけております。

さて、今回は試作品から量産品に移行する際のお話をしたいと思います。お客様からの声をお伺いしますと、ありがたいことに品質及び納期面を守ってくれると評価して頂いています。私たちも試作から量産へと移行する際、実績と経験から自信を持ってお任せ下さいとお客様に話をします。とはいえ、営業担当者としてはお客様へ納品が完了するまで落ち着かないものです。

たとえば、

  1. 良い製品が出来るだろうか?(試作通りに精度が量産でも出ているか)
  2. 予測もしない様な事が起きないか?(お客様の都合だったりこちらの都合だったり)
  3. 納期通りに間に合うのか?

といった事が気になり、個人的にハラハラ、ドキドキするものです。たいていは杞憂に終わるので、ただ気が弱いだけかもしれませんね。

もうひとつ、量産製品の在庫管理のお話しもしたいと思います。
昔(25年前頃)は量産品の在庫は約3ヶ月分位を持っていた時代がありました。作れば売れるという時代ではありませんが在庫商売が出来、また納期対応にも余裕がありました。
但し設計変更により製品が出なくなるリスクがありました。また在庫で倉庫が一杯になり、棚卸時は大変時間がかかりました。今の状況から見れば考えられない事です。

その後徐々に受注生産が増え、現在は受注生産が主です。生産体制が変わっても納期対応が出来ており、やれば出来るんだとの思いがあります。また、私たちの努力にみならずお客様から事前情報を開示して頂き対応している事もありますので、お客様のご協力があってこそと思います。

今後もより一層評価して頂ける様に努力して行きたいと思います。

藤田 健史

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