名古屋のISOWAさんという会社にお邪魔しました。
ISOWAさんは段ボール製造機械を作っておられます。
世界的に有名で、段ボール製造機では世界トップ3に入るそうです。
しかし有名なのはそれだけではないのです。
それは「世界一社風のいい会社」を目指しておられるところです。
現在の社長をはじめとして約10年、社風改革に取り組んでこられたそうです。
生き生きした職場とはどのような職場か、今回大変楽しみにして伺いました
まさに百聞は一見に如かずでした。
体育館がいくつも入るくらいの工場を拝見し、まず段ボール製造機の大きさに圧倒されました。
床は緑に塗られラインが魅かれていますが、これは作業員が自分たちで塗ったそうです。掲示物が目につきました。これも自主的に掲示し出したそうです。その他にも、自分たちのアイデアで作られた道具がたくさんありました。
また、途中途中で社員の方が工程を説明してくれるのですが、それが1年目2年目の方々なのです。一生懸命説明してくれる姿は、教育体制がしっかりしているからなのでしょう。
事務所も拝見しました。私たちが入っていくと、たちあがって挨拶をしてくださいました。こちらも色々なものが使いやすく整理整頓されていました。何より働いておられる方々の笑顔と目の輝きが印象的でした。
その後応接スペースで質疑応答をじっくりさせていただきました。社長の熱い思いと信念、そしてぶれない行動。社員が自発的に動こうとするのをサポートする体制。「自主的に始めるには時間がかかるけれど、いったん始めたら崩れない」という言葉が印象的でした。
百聞は一見にしかず、一見は一行にしかず、で今回いただいたヒントを自分の中で消化し、自社に展開していこうと思います。
写真は休憩室です。過ごしやすい、いい空間でした。
5月18日に鳥取工場にて工場見学会を行いました。
鳥取工場は昭和37年に操業開始していますので、50年近い工場の歴史でも社外の方々を迎えて見学会を行うのは初めてのことです。
案内している時はスタッフも私も説明するのに手一杯で参加者の反応を見ている余裕がありませんでした。
しかし、最後に記入していただいたアンケートを見てみると
「挨拶が明るかった」
「説明がわかりやすかった」「見える化が徹底されている」
「整頓がされていてすっきりていた」「古い建物・設備も大事にメンテナンスしながら使っている」
など概ね良いご感想をいただきました。
もちろん
「配置をもっと考えれば時間短縮になる」
「バリの散乱をきれいにしてはどうか」
「仕掛品滞留の改善をしてはどうか」
などといった改善のご意見もいただきました。
工場見学の募集を始めたころは、工場の現場の人は、「大したことをしていないのに、お客さんを呼んで大丈夫だろうか?」と心配をしていました。今まで自分たちのやってきたことを振り返り、利害なしに評価してもらう機会がなかったのが一因です。今回のように見ていただいて指摘をしていただくのはとても有益と思います。我流になっていないか、外の方の目線で見ていただいて、刺激にしたいと思います。
いただいた意見は真摯に受け止め次に生かし、より良い職場環境作りをしていきたいと思います。
また、今回限りでなくこれからも定期的に工場見学会を開催し、そのたびに「以前と変わったな」と言っていただける、「進化する工場」にしていきたいと思います。
5月18日に鳥取工場にて工場見学会を行いました。
鳥取工場は昭和37年に操業開始していますので、50年近い工場の歴史でも社外の方々を迎えて見学会を行うのは初めてのことです。
今回は初回ということもあり勝手がわかりませんでした。現場のスタッフはかなり緊張していたようです。資料等も自分たちで作成し、実際手作り感のあふれた見学会になりました。自分を飾ることをせず、言っていることと現場で見える事にうそやギャップがあってはならないと思っていました。
まず30分ほどかけて資料を提示しながら会社概要・この1年半ほどの取り組み・その効果をご説明しました。補足資料として改善のビフォア・アフターの写真などを掲示しながらご説明しました。改めて見ると自分たちでもこんなことをしてきたんだな、変わったなあという印象を持つものでした。
その後、5人ほどのグループに分かれて工場の現場・各工程を見学していただきました。
時間差で各グループをご案内しましたので、後ろのグループは待ち時間があり、少し間延びをした印象があったかもしれません。その間アドリブで現場の製造課長と、取り組んだ実感と現場の空気の変化を聞いたりして何とか場つなぎをしました。![]()
見学は約1時間でした。案内する人もかなり緊張しながら工程を紹介しました。普段見ることの少ないゴム製品の製造現場とその改善ポイントを見ていただけたのではないかと思います。
(もう一回つづきます)
5月18日に鳥取工場にて工場見学会を行いました。
鳥取工場は昭和37年に操業開始していますので、50年近い工場の歴史でも社外の方々を迎えて見学会を行うのは初めてのことです。
今回の見学会の目的は、鳥取の地でこれからも「ものづくり」をしていくために進めている5S・改善活動の進捗具合を見ていただき、地域社会でともに生き、成長していく姿勢を見ていただくことにあります。
また社内的には自分たちの5S活動が方向性が合っているのか、「改善疲れ」が起こってマンネリにならないよう外の方の視点から指摘していただき、刺激にしようという目的もあります。
実際のところ非常に自信があるほど改善が進んでいるというわけではなく(現に鳥取工場のスタッフは「見てもらうほどの現場だろうか?」と不安だったようです)、また「教えてやる」という気持ちがあるわけでもありません。それでも、ありのままの現場を見ていただき、その手作りの取り組みとそこで働くスタッフの姿勢を見ていただければと思っておりました。
「初めてだし、5名も来れば上出来だろう」と思っていたのですが、募集を開始してみると6社・3団体から定員を越える21名ものご参加をいただきました。定員になってからも申し込みが結構あり、お断りをさせていただいたことも結構あったようです。
(次回に続きます)
先日エーワン精密さんを訪問したときの続きです。
エーワン精密さんはカム・コレットチャックの製造、切削工具の再研磨をされているメーカーで、約40年にわたり利益率35%以上あげておられる「驚異の中小企業」です。その秘訣は「超短納期」で、小ロット・特注品も含め、当日午後3時までに受けた注文は即日発送するという早さです。半年ほど前に「カンブリア宮殿」で取り上げられたのでご存知の方もいらっしゃると思います。「元気なモノ作り中小企業300社」にも選ばれています。
梅原さんからお話を伺い、また工場を見学して、梅原さんがスタッフ一人ひとりをいかに生かすか、一人ひとりが「自分の会社」という自覚をもつためにどれほど心を砕いているのかがよくわかりました。工場見学をしたとき、梅原さんは実際に社員一人一人に声をかけ、一人一人に合わせた話をしておられました。梅原さん自身がすばらしい技術を持った職人であり、社員の鏡となって現場を引っ張っていったからこそ、「自分たちが会社をよくしていこう」というよい社風がつくられたのだと思います。
実はお話を拝聴していて、自分の祖父に話を聞いている錯覚にとらわれました。祖父は弊社の創業者であり、私が社会人になる前に他界しているので仕事の話をしたことはないのですが、祖父の話を聞いている既視感にとらわれました。
「経営は5年先をみる」
「好況不況の波は必ず来る。好況の時には不況の準備をする」
「二代目は目線をヒラ社員より下に置く」
「上司は現場が言う前にイタイカユイに気がつくべし」
「物事はすべてウラから見よ」
祖父が生きていたらそんなことをきっと言ったかもしれないと思います。
梅原様からは今回、私たち見学者に対して「残せるものは伝えた。これからどう生かしていくかお前さんたちのお手並み拝見だよ」との大きな宿題をいただいたような気がします。
私は微力ながら日本に「ものづくり」を残し、今会社にいる人たちを物心両面で幸せにしたいと思っています。社員が安心して定年まで働ける、そして働きたくなる会社作りのために、私もさっそくできることを一つずつ実行していこうと強く思った訪問でした。
先日、エーワン精密の山梨工場を見学しました。エーワン精密さんはカム・コレットチャックの製造、切削工具の再研磨をされているメーカーで、約40年にわたり利益率35%以上あげておられる「驚異の中小企業」です。その秘訣は「超短納期」で、小ロット・特注品も含め、当日午後3時までに受けた注文は即日発送するという早さです。半年ほど前に「カンブリア宮殿」で取り上げられたのでご存知の方もいらっしゃると思います。「元気なモノ作り中小企業300社」にも選ばれています。
私もたまたま1年半ほど前に創業者で現相談役である梅原勝彦さんの本(「経常利益率35%超を37年続ける 町工場強さの理由」)を読んでいました。今回40年間近くにわたり驚異の利益率を上げてきた工場とは一体どんなところだろうと興味を抱いて訪問しました。また、幸運なことに直接梅原さんのお話を聞くことができました。
実際に工場を拝見し、案にたがわぬ現場の方の熱心な目つきにその秘訣を見たと思います。
「お客様の注文が終わるまでが仕事です」との感覚で仕事をしておられるそうで、それはまさに梅原さんの考え方が社員に浸透しているからだと思いました。またお話を拝聴して、梅原様の真剣さにずっとお話を聞いていたいという気分になりました。梅原さんは会社のことを、とりわけ社員のことを何より大事に考えておられます。そのためにはどうすればいいか。お客様にどう圧倒的なサービスを提供するか考え抜いて、即日発送の超短納期を実現されましたそうです。そのお話には、「社長の器が会社の成長を決める」という言葉を思い出しました。
梅原さんとのお話を通して、経営者としての貴重な心がけをたくさん頂きました。
「『大変』という言葉を経営者は使っちゃいけない」
「数字はいい時も悪い時も見せる」
「お客さんの無茶を聞いてこそ存在感がある」
「今日と明日では大きい違い」
「経営者は現場に入る。経営は頭の中でやればいい」
「経営者が自らの襟を正す。社員は一挙一動を見て育つ」
梅原さんにとっては当たり前のことかもしれませんが、改めてハッとする言葉ばかりでした。なかでも一番心に残った言葉は「ウチは製造業だがサービス業」です。現場作業員の「お客様の注文が終わるまでが仕事です」という言葉は常にお客様の目線に立っており、梅原さんの言葉を裏打ちするものだと思いました。(この話、続きます)
長野県の伊那食品工業株式会社さんにお邪魔し、お話を伺いました。
今回、秘書広報室長さんにお会いすることができました。
開口一番、「経営とは知らしめることです」とおっしゃられました。
以下お話のなかで心に残った点です。
「遠きをはかるものは富み、近きをはかるものは貧す」
時代に対応する経営戦略を立てる。今の現場の仕事をしっかりして、余裕のあるうちに次の種まきをする。伊那食品もそうして和菓子の材料の寒天から様々な機能性食品に軸足を移して来た。
経営とは社長の思いを社員に伝えること。それも何回も夢を語ること。
そして人の力を合わせること。
そのためには社長が率先垂範して行動し、皆に「背中」を見せること。言葉だけでは社員はついてこない。
一日のうち一番いい時間を仕事に使っているのだから、過ごす場所である職場を快適にするように気づかせること。会社が発展したら自分に返ってくると、きちんと社員に説明すること。「気づかせる」ことが社長の仕事。今が厳しい時代だからこそ、当たり前のことを徹底する。社会に迷惑をかけない立派な社員が力を合わせて「いい会社」ができる。
「社長の思いが正しければ成功します」という言葉に大変勇気を頂くと同時に、自分はまだまだ熱く語れていないな、徹底できていないなと反省し思いを新たにする一日でした。
伊那食品さんは「年輪経営(ブームを追わず、毎年少しずつ成長する経営)」で知られ、また「会社は社員のためにある」と公言しておられます。
本社は「リゾート地か?」と見まがうくらいのきれいな敷地(社員の皆さんが朝掃除をされているそうです)で、一般の人向けの食堂や展示ホール、お土産ショップまであります(もちろん工場もありますよ)。実際観光ルートにも組み込まれ、観光シーズンになると多くの人でにぎわうそうです。
20年ほどかけて整備したそうで、湧水をくめるところもあるし、もともとあった木々を切らないように大切にして土地づくりをしたそうです。
ときどき通りかかる社員さんも「こんにちは!」と挨拶をしてくださるので、とても気持ちよくなります。
その敷地の中に記念碑が立っていました。
「いい会社を作りましょう」なんとシンプルで力強い言葉でしょう!
この言葉の中には色々深い意味が込められていると伺いました(^^
先週の水曜日、枚岡合金工具株式会社様へ工場見学に行きました。
http://www.digitaldolphins.jp/special/factory/index.html
朝礼を拝見し、一緒に工場清掃に参加し、そのあと社内見学をさせていただきました。
枚岡合金さまの今までの取り組みもご紹介頂き、「3Sで絶対利益が出ます!」とのお話にはとても納得できました。
3Sが成功する秘訣は、「守ることを決めること、決めたら徹底的に守ること」だそうです。
社長のお人柄と(つい先日ホノルルマラソンを完走されたそうです!)、社員のイキイキとした表情が印象的でした。
わが社がこれから目指す5S(3S)の理想かなと思いました。
この週末、早速私の机の上を整理整頓しました。捨てるものばかりでした。
わが社も明日から「本気」で5Sに取り組もう、そう思った見学会でした。