微欠陥を記録してもらっています。
「微欠陥」とは欠陥でも故障でもないけれど、「あれ?おかしいな」という兆しのことです。
例えば、
機械の音がいつもと違う。
機械が熱を持っている。
ねじが緩んでいる。
などの「なんかいつもと違う」ことを記録してもらっています。
ハインリヒの法則(1:29:300)のように、大きな故障や事故の陰には300件以上の「あれ?なんか違う」ということが潜んでいると思います。それらを気づいて修正・復元してもらうのが今回の目的です。
この記事が出るころには古くなっている話題かもしれませんが、この間のサッカーアジアカップ、日本対カタール戦はすごかったですね。
相手に先制されて追いついて、でも味方に退場者が出て直後に勝ち越されて、それでもそれから追いついて終了間際に逆転勝ち、なんてあまりに劇的です。難敵に3点も取るとは、この間まで得点力不足に悩んでいたのがウソのようです。
それでは「なぜ勝てたのか?」ということを考えてみました。
個人の選手の活躍は当然あります。試合を重ねて選手同士のコンビネーションも合ってきたのでしょう。試合終盤になって相手が疲れてきたということもあるでしょう。しかし大切なことは勝ち越されて心が折れそうになった時でも決して下を向かず、前を向いて次の一点を取りに行ったことだと思います。
たとえ不利な状況でもあきらめずに自分たちの力を信じて次のワンプレーに全力を注ぐ、こういった心構えのことをサッカー用語で「勝者のメンタリティ」というそうです。今回の勝因は日本代表選手が勝者のメンタリティを持っていた、ということに尽きると思います。
翻って私たちの毎日の職場にも「勝者のメンタリティ」があるかということを考えてみると、まだまだそれはまだら模様だと思います。何も言わなくても次の仕事に向かって全力を尽くす人もいれば、まだまだ指示待ちの人も、できない理由を並べる人も社内にはいます。しかし、この厳しい時代を乗り越え、世界で通用するゴムメーカーになるためには、全スタッフが「勝者のメンタリティ」を持ち、全員参加で会社をよりよくしていくしていくことが必須です。
弊社の63年の歴史を基盤にして、私はまだまだ良い会社にできると思っています。まず私自身が「勝者のメンタリティ」を強く持ち、それを幹部に、そして一人ひとり現場の人間にまで広めていくことを、これから何年かかってもやり通すつもりです。その過程でお客様のニーズにこたえお役にたつことこそが21世紀に受け入れられる人づくりであり、モノづくりであり、会社作りなのだと思います。
新年明けましておめでとうございます。
弊社は本日5日より新年の営業をいたします。
品質を向上させ継続的改善に努め、開発に前向きに取り組んで、皆様のお役に立ちたいと存じます。
本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
昨日社内勉強会を開きました。
一年にわたる勉強会の最終回です。
これまで2週間に一回のペースで、会社の各部署の勉強を大阪工場で行いました。
鳥取や山崎工場の人にも各回数名ずつ参加してもらいました。
会社の歴史、経営者の仕事、営業の仕事、現場の仕事、材料のこと、お客様のこと・・・
会社のことを全般的に網羅して一連で勉強会を開くのは今までなかったことなので、現場の人にも大変よい勉強になったのではないかと思います。
私も数回講師役を務めました。この勉強会を通してパワーポイントの使い方も覚えました(^^;
最終回のテーマは「社会人のマナー」でした。
私の知っていることはたかが知れているので、難しい話はとてもできません。挨拶、ホウレンソウ、上司や先輩との接し方、席の座り順など一般的な話をしました。「当たり前すぎていまさら人に聞けない」話だったかもしれません。最後に「決まりごとも大事ですが、尊敬と感謝の心、おもてなしの心が大切ですよ」という結論で締めくくりました。
私にとっても改めて「マナーとは何か?」を見つめなおすいい機会でした。またこの講義にあたり、最後まで話すかどうか迷った「パーソナルカラー」の話が一番ウケたのは意外な発見でした。
ちなみに参考にした本は、
「さすが!といわれる図解ビジネスマナー」高橋書店
「トヨタのできる人の仕事ぶり」 中経文庫
でした。
鳥取市産業技術展が鳥取商工会議所ビルで行われています。
昨年建て替えられた鳥取商工会議所ビルの玄関ホールで、12月まで鳥取市内企業の商品を展示してくださいます。
私たちも工場が鳥取市内にある縁で展示に参加させていただくことになりました。
昨日、そのオープニングセレモニーに参加してきました。
なんと、テープカットの大役を果たしてきました!
「私でいいんですか?」と正直戸惑ったのですが、担当の方に聞いたところ、その方が鳥取工場に訪問したときの印象がよかったから依頼したのだそうです。鳥取の産業振興に熱い思いを持つ担当者にそう思っていただいて、ありがたいことです。
市長と商工会議所副会頭と並んでの生涯初めてのテープカットはとても緊張しました(^^ こんな晴れがしい場に立ち、これほど地元の方に大切に思っていただけることに大変感謝しながらはさみを入れました。
その後市長を交えての懇談会にも参加させていただきました。一緒に参加された企業さんのお話も伺い、圧倒される思いでした。皆さんを見習い、新しいことにチャレンジしていって、鳥取の地域にも貢献していきたいと思います。
弊社では生産管理システムを導入します。
今までは20年ほど前のオフコンベースのシステムを使っていました。しかし情報の流れに滞りができたり、システムに制約されたりすることが増えたために今回思い切ってシステムをイチから刷新することとしました。
私たちには金額が大きい買い物ですから、情報を集め、2社に絞ってプレゼンを受け、導入された会社さんのお話も聞き、導入を決定しました。
導入を決めてから、訪問したお客様に「うちも使ってますよ」と聞いたり、「あそこも導入しました」という話を聞いたりします。そういう評判をあちらこちらから聞くのは心強いです。
現在は来年4月の本格稼動に向け、毎週打ち合わせをしています。システムの話といいながら、実際は仕事の流れを再構築している感じになります。生産管理システムは決して「魔法の箱」ではなく、使う私たちの考え方やしくみしだいなのだと話をするたびに思います。
まだまだ私たちの理解がついていっていないようですが、担当の方は辛抱強く打ち合わせを進めていってくれます。できるだけ私たちにとって使いやすいように、でも実際に使えるシステムになるように、今は大事なときだと思います。
導入まではまだまだ山あり谷ありだと思います。それはまた、別の機会にお話したいと思います。
10/6~8にインテックス大阪で恒例の「機械要素技術展」が開催されていました。
弊社は出展していなかったのですが、意外なところで弊社の製品が展示されていました。
それは某社の「事例紹介」です。私たちがゴム試作用に導入した
マシンを、導入事例として製品サンプルとともに展示してくれて
いました。
その機械を導入してからもう2年になります。私たちはもともと
ゴムパッキンの量産が(今も)メインですが、開発・設計段階の
お客様のお役にたつために、試作・開発支援に力を入れてきました。
短納期・低価格・高品質を実現する「切り札」としてその機械を
導入したのです。最初は使い方が分からず悪戦苦闘したものですが、
今では専任のスタッフもいて、毎日フル稼働しています。
今回の展示については、事の始まりが8月のことになります。
先方の営業さんから「あの~、御社に入れた「アレ」を展示会で
取り上げさせてほしいんですけど...」と電話がありまして、お盆前に
わざわざ取材に来られました。お客様が希望される試作品を短納期で
お届けするのにその機械がとても役立っていることを、実際の製品を
紹介しながら説明させていただきました。
9月の後半に校正用の原稿をいただいたのですが、さすがプロの方は
慣れていらっしゃいます。私たちが取りとめなく話したことが見事に
まとめられ、しかもマシンのアピールポイントがしっかりと強調され
ています。あれを見たら、既に導入している私たちでももう一台欲し
くなるなあ...
ともあれ、私たちの事例を紹介してくれてるなんて光栄です。
ぜひお立ち寄りください!...って終わってるんですよね、もう(^^;
先週末、「大阪ウォーク2010」に行ってきました。
会社から5人参加しました。
参加したのは大阪城公園を出発し、関目~鶴見緑地~城北公園~毛馬閘門~天満を回る23キロコースです。
あいにくの雨でしたが会社の人も一緒ですし、スタートしたからには途中でやめるわけにもいきません。
午前9時にスタートし、いろいろしゃべりながら一歩一歩両方の足を互い違いに動かして、自分のペースに合わせて歩きました。
5人の集団は自然と2人と3人にわかれ、歩みの遅い私たち二人はおいていかれました。
それでも、普段通れない鉄橋を渡り「スタンド・バイ・ミー」の気分を味わったり、淀川べりの土手では風に吹かれて開放感を味わったり。大阪に住んでいても知らない土地ばかりだと再認識しました。
この辺にお客さんの会社があるなあとか、いつも営業さんはこの辺を通っているなあ、このレストランでお昼を食べているのかなあ、などととりとめもなく思いながらゆっくりゆっくり歩きます。
コースも後半、桜ノ宮、天満を通って大阪城が見えてからが、本当の勝負。疲労がたまりなかなか大変でした。ちょっとした坂や歩道橋が急坂のように見えます。
足を棒にしながら午後3時にようやくゴールしました。トータルで6時間、よく歩いたなあと自分でも思います。
普段一日に10キロも歩くことはないですから、23キロと言うと途方もない距離のように見えます。
けれども歩けました。大事なことは「歩ける」と思うことです。
禅問答みたいですが「歩ける」と思うから「歩ける」。
よくわからないけれど、そういうことみたいです。
それに仲間がいるってすばらしいです。「大変なときの友は本当の友だ」というような格言がありますが、そんな感じでした。一緒に歩いた連帯感が増したように感じました。
晴れてる時の倍は疲れたけれど、雨もまたよし。気づきのある「大阪ウォーク」でした。
わが社には「経営理念」があります。
少し長いですが、引用します。
「高石工業株式会社は「開発型ものづくり会社」として、お客様の「できたらいいな」というアイデアを形にする。安全、安心、独創的な製品を圧倒的なサービスで提供し、お客様の感動を高める。
また地域社会に積極的にかかわり、「この地に高石工業はなくてはならない」と言われるよう努力する。
そして、ワクワクする仕事を通して「ひとづくり」を進め、社員・関係者みなが幸せになれる会社となることを目標とする」
弊社の経営理念は「三方よし」を基本にしております。
「三方よし」とは江戸時代の近江商人の教えで、「お客さんに喜んでもらい、社会にも貢献して、最後に私たちが儲ける」というものです。
この「経営理念」は私が社長に就任した年に定めました。
その時で創業60年近くでした。ちゃんとした経営理念は何とその時までなかったのです。父の代も祖父の代も理念がなくってよく経営してこられたなあ、と思いました。その時は。
でも、よく考えてみると別になかったわけではないのです。言葉に明らかにしなくても、トップが日々の言葉や行動が身をもって理念を示していたのです。
会社の中の昔話を聞いていると「お客様が会社までやってきて、新しい製品をできるまで一緒に取り組んだ」とか、「お客様の「できるんかな?」というものを苦労しながら作り出して来たから長いこと取引してもらえた」などという話を聞きます。
長い間取引してくださっているお客様が多いのですが、その実績と信頼はまさに「三方よし」で取り組んできたからにほかなりません。
また、地域の集まりでは大切にしていただき、知らない方々から「高石さん知っているよ」と声を掛けていただきまます。
また、定年になった社員さんからは口々に「初代・先代にはお世話になった。今の生活があるのは会社のおかげです」と言ってもらいます。
今は「経営理念」を毎日工場ごとに集まって、みんなで唱和しています。今年の初出勤からですから、今日で184回になります。
今ではほとんどの人がソラで言えます。私のこの思いが現場の一人一人に至るまで染み透って、真にお客様のためになり、世間から一層信用され、そして私たち自身が幸せになる組織にしていきたいと思います。