おじさんが本屋をやめました。
30年近く頑張ってきたのですが、寄る年波には勝てず、とうとう閉めました。
あれから一年。こないだ本屋から歩いて数分のところに住んでいる人に会いました。
そうしたら、
「おじさんの店、なくなって不便になったね。いつも親切にしてくれて、良かったのに残念やね」
といってくれました。
「人は死ぬ時に評価が決まる」といいますが、店を閉めたあとに感謝される人生は幸福です。
おじさんは一生を賭ける仕事を全うしたと言えるのではないでしょうか。
あ、まだ元気に生きてますからね、そのおじさん(^^
知らない街を走るのが好きだ
遠くに見えるビルを目指して走る。
角を曲がったときの新しい風景を楽しむ。
ゆったりと流れる雲を見ながら。
遠くの山の緑を見ながら。
自分の呼吸を確かめながら。
無理をせずに。ゆっくりと。時間をかけて。
自分の体と対話しながら。
走っていると自分の体が浄化されるような気がする。
感覚が研ぎ澄まされていく。
頭が透き通ってとてもいいアイデアを思いつく。
そんな気持ちで走るのが好きだ。
テレビをつけたら、アナウンサーが泣いていました。
なんでだろ~と思ってよく見たら、樋口了一さんの歌に感動したようです。
「手紙」という歌です。
アンジェラ・アキさんの「手紙」のカバーかと思ったら、違う歌でした。
検索して、youtubeで聞いてみました。
すごくよかったです。
テーマは「老人介護」(と言ってしまっていいのかな?)
「私が人生の最後を迎える時に・・・」という内容の感動的な歌でした。
歌詞の心境が少しわかる年齢になったのかなと思いました。
アンジェラ・アキさんの「手紙」もすごくいい曲ですね。
15歳の「私」の悩みと大人の「私」の手紙を通して、悩める人へのメッセージが
強く心を揺さぶります。
自分を信じて進めばいいんですね、今更ながら。
3年前、友人と話をしていて
「もうすぐ社長になるんだったら、本ぐらい読まないとあかんで」
とダメだしをされてしまいました。
目的のある読書をするようになったのはそれからのことです。
今まで読まなかった自己啓発の本や、ビジネス書をずいぶん読みました。
仕事の考え方が固まったのはそれからのことかもしれません。
それに、人との出会いが飛躍的に多くなりました。
言われたときは悔しかったものですが、その友人には非常に感謝しています。
ひそかにここに気に入ったフレーズを書きます。
病に冒された著者が、妻に向かっていった言葉です。
"明日のCTの結果が悪くても生きていることは素晴らしくて、今日ここに君と一緒に生きていることはとても素晴らしいという気持ちを、君にも知ってもらいたい。
どんな結果を知らされても、その瞬間に僕が死ぬわけじゃない。翌日も死なないし、その次の日も、その次の日も、まだ死なないだろう。
だから今日は、今この時は、とても素晴らしいね。僕がどんなに楽しんでいるか、わかってほしいんだ。"
「最後の授業」ランディ・パウシュ
この言葉だけでこの本は価値があります。付属DVDで奥さんの誕生日を祝うシーンは感動しました。
病気で苦しんでいるはずなのに、パウシュさんからはとてもウキウキした感じが伝わってきます。
そう、ウキウキして人生を過ごすことがどんなに大事か、今この瞬間を大切な人やことのために一生懸命に生きることがどんなに素晴らしいか、この言葉は教えてくれます。
だから、今はとても素晴らしい。
12月6日(土)、長居スタジアムへ行きました。
「日本一腰の低いJリーガー」セレッソ大阪の森島寛晃の引退を見るためです。
2002年日韓ワールドカップ・チュニジア戦での見事なゴールを覚えておられる方も多いでしょう。
小柄な体でJリーグ100以上のゴールを決めた秘訣、謙虚な態度、諦めない心、自分に負けない気持ち。
たくさんのことを彼のプレーを通して学びました。
そのモリシもここ2年は原因不明の首の痛みに悩んで、とうとう引退となったのです。
今日は試合に勝ったけれど、残念ながら入れ替え戦に進めませんでした。
モリシはロスタイム最後の最後に登場しました。
わずかワンタッチの出場でした。もう少し見たかった、そんな思いでした。
その後のモリシ引退セレモニーは素晴らしかったです。
マイクであいさつ後、選手が一斉に駆け寄って胴上げ。肩車されてグラウンド一周。
「モリシのゴールが見たい」コールに応えて、シュート。 しかも外す(^^;
次代のエース・香川に背番号8のユニフォームを脱いで、「セレッソは任せたぞ」とばかりに渡す。
もう一度「モリシのゴールが見たい」コールに応えて、香川のアシストでシュート。最後の飛行機ポーズ。
モリシはみんなに愛される、日本一腰の低いJリーガー。実績だけでなく、選手にもスタッフにもサポーターにも相手にも愛される(相手チームのサポーターさえ讃える)、メディアにも愛される、本当にいい選手だと改めて認識しました。
一日一日の積み重ねが18年間の選手生活になり、こんなにも感動するいい引退セレモニーを作り上げたのだと思います。
モリシ、ありがとう。
これは、スタジアムの外で配られていた号外です。メディアも号外を出さずにはいられなかったんですね。