ゴム材料の研究・開発支援

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こんな研究開発に貢献しています

九州大学 水素利用技術センター 様

水素曝露試験用ゴム試験片の作成

ゴム試験片
ダンベル1号(引っ張り試験用)
円柱ブロックφ29×12.6(水素曝露試験用)

ゴム材料
NBR カーボンブラック入り
NBR カーボンブラックなし
EPDM カーボンブラック入り
EPDM カーボンブラックなし

事例
燃料電池システムに使用される高圧水素シール用のゴムパッキンを作るための研究をされている中で、水素試験用に試験片を作成したいというご依頼でした。
配合の内容は、「配合指定で、NBR・EPDMそれぞれカーボンブラックの入っているものと入っていないもの」というもので、まさにゴム屋の常識を覆すお話でした。
わたしたちはゴムに充填剤を入れずに材料を作ったことがなかったので、驚いたものです。
実際材料を作り成形してみると多少癖があるものの、試験片を作成するには問題ありませんでした。
その後も多種多様な配合で試験片作成をご依頼いただき、大変貴重な経験をさせていただきました。

試験結果
写真は圧力10MPaおよび100 MPaの水素ガス中で曝露した円筒ブロック試験片の水素曝露後の状態です。高圧水素に曝露され、ゴムの内部に水素が侵入した後、急速に大気圧まで減圧することにより、写真に示した試験片のようにブリスタと呼ばれるゴムの破壊現象が起こります。充填剤としてカーボンブラックが入っているゴム材料と入っていないものについて、ブリスタ現象とゴム試験片中の水素侵入量の関係を調べた結果、ブリスタ現象に及ぼす充填剤の影響がわかりました。

 


参考文献
「10MPa水素ガス中で曝露したエチレンプロピレンゴムの水素侵入特性とブリスタ破壊に及ぼす充てん剤の影響」
山辺 純一郎、中尾 匡利、藤原 広匡、西村 伸
日本機械学会論文集 2008年7月号(第74巻第743号)A編 (材料力学、材料など) 971ページ

お客様の声

研究目的であり、通常のゴム製品とは異なる視点で研究者が考えたゴム配合による少量の試験片作製という内容でしたが、高石工業さんではこちらの意図を理解した上で、面白がって取り組んでくれました。配合を小刻みに変えて何パターンも材料を練ってもらうことや多様な試験片作成に対応していただき、研究をスムーズに進めることができました。

特任教授 西村 伸 様

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